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『宝石泥棒の告白 怪盗メイソン』ビル・メイソン

名立たるセレブ達から宝石類を盗み、ついに一度も窃盗で起訴されなかった男、ビル・メイソンの告白本。

宝石泥棒の告白 怪盗メイソン宝石泥棒の告白 怪盗メイソン
(2006/07/26)
ビル・メイソン
リー・グルエンフェルド

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執筆時には自らの犯した罪を深く反省しているとはいえ、犯罪の記録であることに変わりはないですし、過去に盗難に遭った等でトラウマを抱えている人は、読まない方がいいと思います…。が、読み物としてかなりおもしろいことは確か。これが小説ではなく現実に起きた出来事だというのが信じられません。

ビルの生い立ち、泥棒になった経緯、幸せな家庭を築きながらも犯行を繰り返す日々、ついに警察に目をつけられ逃亡生活を送る羽目になったこと…結構なボリュームですが、なかなか人を惹き付ける魅力のある文章で、興味を引かれて一気に読んでしまいました。わざと時系列を入れ替えて語るなど、演出も凝っています(そのせいで何度も前に戻らないといけなくなったりもしましたが)。

計画的で、暴力を嫌い、できるかぎり痕跡を残さないように立ち去るビルの手口はスマートかつ鮮やかで、まさに怪盗紳士といったところ。ただし、しょっちゅう自画自賛しているのが鼻につくのと、他人のプライバシーをおもしろおかしくバラしているのがとても残念でした。
窃盗癖を除けば、良き夫であり父であり隣人であっただけに、どうして大事な家族や友人を窮地に追いやるようなことをし続けたのか、不思議でなりません。一種の中毒だったのだろうということですが…。そして、それほどまでの中毒状態から本当の意味で足を洗うきっかけになった出来事というのがまた興味深かったです。

…それにしても、この表紙のセンスのなさといったら。外で読むの恥ずかしかったです;

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Trackback [0] | Comment [0] | Category [作家別:海外] | 2010.04.29(Thu) PageTop

『24人のビリー・ミリガン』ダニエル・キイス

年末にドキュメント番組を見て気になったので。

24人のビリー・ミリガン〈上〉 (ダニエル・キイス文庫)24人のビリー・ミリガン〈上〉 (ダニエル・キイス文庫)
(1999/10)
ダニエル キイス

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24人のビリー・ミリガン〈下〉 (ダニエル・キイス文庫)24人のビリー・ミリガン〈下〉 (ダニエル・キイス文庫)
(1999/10)
ダニエル キイス

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たしか私が中学生の頃に一大ブームになった本だと思いますが、当時は図書館の予約待ちがすごくて、結局読めずじまいでした。でも多感な時期に読まなくてよかったかも。変に影響受けちゃいそうで。

実話っていうのは知っていたけど、もっと小説の形になっているかと思ってました。実際はビリーに起きた出来事を淡々と記録していっているという感じ。
ビリーは人生の中で様々な脅威にさらされます。よく知られているのは幼少時の虐待と、多重人格であるために起こるトラブルだと思いますが、多重人格と発覚してからの"適切な治療を受けられない"という苦難は相当なものだったようです。
自分の中に複数の人間がいるってどういう感覚なんでしょうね。自分の与り知らないところで別人格たちが話し合ったりするっていうのは…。人間の脳というのはほんの数パーセントしか使われないそうですが、ビリーの場合は人格ごとに別の部分を使っていて、全ての人格を統合した<教師>は脳の全体像なのかな、と想像しました。

日本語訳版のあとがきでだいぶ救われました。これがなかったら、どん底の気分で読み終わってたと思います。。

Trackback [0] | Comment [0] | Category [作家別:海外] | 2010.01.23(Sat) PageTop


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