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劇団四季『ライオンキング』

少し前になりますが、観てきました!
劇団四季はミュージカル、ストレートプレイどちらも行ったことはあるのですが、ロングラン公演しているような有名どころは実は観たことがなく、『ライオンキング』も今回が初観劇でした。

歌や芝居のレベルは高いけれど、正統派すぎるがゆえに、いまいち面白みに欠ける…というのが私の中の四季のイメージ。でも、だからといって観に行かないのは損ですね。さすがのクオリティです。
S席でも1万円しないですし、チケット業者を通さずに直接買える(つまりシステム利用料などが不要)、QRコードによるチケットレス、とサービス面でも満足度は高かったです。

※以下、ネタバレ有り

オープニング、動物たちが勢揃いする場面は圧巻でした。とにかく動きがすごい。自身の体を使って演じているのもあれば、何頭かの模型を操っていたり…動物に詳しくないので名前は挙げられないですけど。
あと、象!大きいものってなんであんなに感動するんだろう。
とにかく、ここだけとってみても一見の価値ありです。

シンバの子供時代から始まるのか〜、まぁ大河ドラマみたいな感じですぐ大人になるよね、と思っていたら、1幕まるまる子供シンバだったのにはびっくりしました。
シビアな四季の世界(ちょっとでもミスしたら役者交代なんだよね?)で主役を背負う子役ってすごいなぁ。平日マチネは学校お休みしてるのかしら。

ストーリーはというと、けっこう雑な感じ…(汗) まぁ、ミュージカルってそういうの超越したところで良かったりしますしね。でも、もう少しシンバの葛藤というか心情を感じられると良かったんだけど。
プライドロックには戻らないと言っていたシンバが一転、スカーと対決する決心をするところなど、妙にあっさりしている気がして。
それをいったら、スカーの一言だけで故郷を出ていくっていうのもすごいけど。

そんなわけでムファサ・シンバ親子にはいまひとつ感情移入できなかったんですが、そのかわり私の心をがっちり掴んだお方がいました!この物語の悪役、ムファサの弟・スカーです。

ガチムチ体型のムファサに対し、スカーは細身で髪はオールバック。いかにも冷酷無比な悪役というビジュアルです。が、結構やることが生ぬるいんだな(笑)
ものすごい陰謀をめぐらせているのかと思えばそれほどでもなく、とどめを刺したかどうかも確認しない迂闊さ。いざ自分の天下になったはいいものの、誰にも慕われないと拗ねる。そして腕力はないと自負するだけあって、直接対決だとまじで弱い(笑)
シンバを追い詰めた満足感から、訊かれてもいないのにペラペラ自白しだしたときは、やっぱりそうきたかーと思いました。悪役(それも小者)の定番ですよね。で、あっさり形勢逆転されるっていう。

1幕のなんだかんだでシンバになつかれる叔父さんスカーも良かったけど、やはり2幕ですかね。
何かの動物の骨でできてる、超かっこいいカウチwに乗って登場するスカー。そして突然ナラに迫りだすスカー。王妃に行くのかと思いきや、まさかのロリコン(笑)
四季独特のしゃべり方と相まって、強烈な印象を残してくれました。

スカー以外でもうひとつどうしてもつっこみたいのが、雌ライオンの涙演出。←観たことある人は絶対あぁ〜って思うはず。
あんな風になるとは全く知らなかったので、衝撃でしたよ…。
調べてみたら、初演時から続く演出だそうで。シリアスな場面なのに笑いが起きるのって残念すぎるわ。
その後に王妃がブチッと引きちぎる(…)ところも、意図はよくわかるんですが、もっと他になかったんですかね?できれば演技で表現してほしかったかも。

ミュージカルなのに歌がほとんど印象に残っていないのはちょっと問題ですが(汗) 楽しかったです。
見所は、動植物の形態模写と、スカーかな。ある意味、涙も(笑)
オープニングをなぞったエンディングは、感慨深いものがありました。

機会があればまた行きたいな。同じくロングラン公演中の『キャッツ』も行ってみたい!

Trackback [0] | Comment [0] | Category [舞台] | 2014.08.21(Thu) PageTop

七変化音楽劇『有頂天家族』

先週ですが、アトリエ・ダンカン ブロデュース 七変化音楽劇『有頂天家族』を観てきました。
昨年の青春音楽活劇『詭弁 走れメロス』(→感想こちら)が面白かったので、第二弾と聞いて迷わず申し込み。
原作はもちろん森見登美彦さんの同名小説(→感想こちら)。大大大好きなお話なので、どんなふうに舞台化されるのか本当に楽しみでした。

狸・天狗・人間の三つ巴のお話だけに、セットも三段構成。
今回は狸が主人公、しかも変身したりなんだりがあるので、一体どうやるんだろう?と思えば、そうきたか!という意外とシンプルなアイデアでした。シンプルだけどいい演出。
そしてセットで表現できないところは形態模写で。夷川一家を演じた3人は、他に一体何役やってたんでしょう…。

森見節ともいえる非口語体のコムズカシイ言葉をそのまま早口で喋り倒すのは前回同様。この膨大なセリフと段取り(出たり引っ込んだりが本当に多い!)を覚えきった役者さん達に、心から拍手を送りたいです。
二幕もので2時間半もあると知って、長っ!と思ったけれど、原作をここまで端折らずに全部やりきれば、そりゃあ長いよねぇ(苦笑) 合間合間に歌謡ショーもあるわけで。
でも、見どころ満載であっという間でした。

新垣里沙ちゃん演じる、矢三郎の女の子バージョンがめちゃくちゃ可愛かった〜!男勝りな女の子の演技ってあんまり好きじゃないんですけど、全然大丈夫でした。狸のオスが化けてる感がちゃんと出ていてすごいです。
あ、あと、海星のツンデレっぷりをリアルにやられると、すごくムズがゆいんだなって実感(笑)

男矢三郎で主役の武田航平くん。あいかわらず腐れ大学生にしては顔がかわいらしすぎる気もしますが、だんだん阿呆な狸に見えてくるから不思議。笑顔がいいですよね〜本当に楽しそうで。
矢一郎は、かなりイメージ通りでした。あんまりふざけられない役なのでちょっとかわいそう。
矢二郎は、カエルの無理矢理感にやられた。あくまで肩に乗ってる体なのね(笑)
矢四郎は、思ったより背が高くて可愛さは半減したけど、しっぽ可愛かったです。
お母さんは、本当に宝塚出身の方なんですね。さすがの歌声でした。
赤玉先生は、最初ちょっとイメージと違うと思ったけれど…総一郎との会話シーンはやっぱりよかった。
弁天は、さらにイメージと違いましたが…いじめっ子っぷりが清々しくてよかったです。
夷川の3人は…本当にお疲れ様でした(笑)

個人的に最大のツボは、長老たちだったりします。思い出しただけでニヤニヤしてしまう…。
原作でも特に大好きなくだりなのですが、再現率ハンパないです!(笑) これは一見の価値ありですよ。

第三弾はあるのかしら。あるなら次は「恋文の技術」あたりを観てみたいな。

Trackback [0] | Comment [0] | Category [舞台] | 2014.01.26(Sun) PageTop

『趣味の部屋』

中井貴一主演、古沢良太脚本のサスペンスコメディとくれば、面白くないわけがありません。

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「趣味の部屋」に集まった4人の男たち。彼らはそれぞれの趣味を思う存分楽しむために共同で部屋を借り、至福の時間を過ごしています。ある日そこに一人の女性が現れたことから、思いがけない展開に…。

久しぶりのパルコ劇場。今年で40周年だそうです。『博覧會』の時は改装中だったし、来るのは『噂の男』以来かな。
幕が上がって現れたのは、おしゃれなキッチン、天井まである本棚、座り心地の良さそうな椅子にソファ、プラモデルが並べられた棚…とまさにタイトルそのもののセット。場面転換はなく、最初から最後までこの部屋だけで物語は進みます。
この部屋の雰囲気が、広すぎず狭すぎない劇場に絶妙にマッチしていて、とても居心地のいい空間を創りだしていました。

内容はネタバレになってしまうので伏せますが、その場に居ない人物とのエピソードを順々に告白していく流れは『キサラギ』に似ているかも。古沢さんらしいセリフの応酬が続きます。
そして随所に散りばめられたガンダムネタの数々。キャストトークによると、ガンダム世代ど真ん中の戸次さん以外は元ネタを全くご存知なかったそうで、そこがまた面白いですね。50過ぎた一流俳優が一生懸命ガンダムをお勉強している姿…想像しただけで笑ってしまいます。
ガンダム、私自身はちゃんと見たことはないんですけど、夫や友達が詳しいのでなんとなく知っているという感じです。出てきたネタの7,8割はなんとかわかったかなぁ。知らなくてもちゃんと笑えるようにはなっているんですよ。ただ知っているとさらに面白いっていう。

出演者が5人だけ、というのもなんだか秘密の集まりっぽくていいですよね。

中井貴一さん。
もちろん昔から色々見させて頂いてますが、ドラマ『最後から二番目の恋』や映画『すてきな金縛り』での演技がとても素敵で面白くて、最近あらためて魅力を再認識というか、とても気になる存在です(笑)
中井さんの出演舞台は、以前『十二人の怒れる男』を観ています(そういえば感想書いていなかったわ…)。今作では企画段階から携わっていたようで、脚本を古沢さんにというのも中井さんの案だとか。

白井晃さん。
今回いちばん美味しい役でしたが、ご本人はただただ恥ずかしかったみたいです(笑) いやでもほんと、よくお似合いでした。
舞台で拝見するのは初めてかと思っていたんですが、よくよく思い出してみると十年以上前に『オケピ!』を観ていたのでした。川平さんもご一緒でしたね。私が観たのは初演の方(コンダクター役は真田広之さん)なので、再演版も今度DVDで観てみようかなと思ってます。

川平慈英さん。
『オケピ!』もそうだし、『最悪な人生のためのガイドブック』のドイッチとか、とにかく前向きで陽気な役しか見たことがなかったので、歌って踊らない川平さんって新鮮でした〜。でもこれはこれで似合ってましたね。

戸次重幸さん。
テレビでちょくちょく見かけるけど、何に出てたって考えるとあんまり思い出せない戸次さん(←ひどい笑)。でもそんなイメージにぴったりの役でした。
ちなみに私の中では『33分探偵』の茂木のイメージが強いです。あとは『桜蘭高校ホスト部』の蘭花さん(笑)
TEAM NACSの舞台も観てみたいです!(前に一度取りそこねて以来チャレンジしてないのです…)

原幹恵さん。
紅一点なうえ年齢もキャリアもかなり上の先輩方に囲まれた中で、がんばっていたと思います。初舞台で5分の1を担わないといけないのはプレッシャーだったろうなぁ。客席まで必死さが伝わってきました。

私が観に行った回は、終演後にキャスト5人+演出の行定さんのトークショーがありました。
司会の方のテンションが低くていまいち盛り上がりに欠けたのが残念。でも中井さんや戸次さんはしっかり笑わせてくれましたよ。あとは行定監督、足細っ!とか。どうでもいいか…(笑)

回を重ねるごとにどんどん面白くなっていく作品だと思うので、できればもう1回観てみたいけど、無理だろうなぁ。DVDになるといいな。別の日の中井貴一ワンマンショーも観てみたいし!
とりあえずは古沢さん脚本の『リーガル・ハイ』スペシャルが楽しみです。

Trackback [0] | Comment [0] | Category [舞台] | 2013.03.29(Fri) PageTop

『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』

新感線☆RX『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』@シアターオーブ
ZIPANG_PUNK.jpg

思えばこのブログで新感線の観劇レビューを書き始めたのは『薔薇とサムライ』がきっかけでした。
あれから3年も経つんですね。その後もゲキシネやDVDで観ているので、あまり実感がないです。

『五右衛門ロック』『薔薇とサムライ』とおおいに盛り上がり、五右衛門シリーズ期待の第3弾!
といいたいところですが、今回の公演はなにかと不安要素が多くてですね。
まず、劇場(シアターオーブ)の評判がとにかく悪い。特に音響に関しては「反響しすぎてまともに聞き取れない」との意見が多数…。こけらおとしの『ウエストサイドストーリー』では気にならなかったのですが、今回は日本語のセリフを聞き取らないといけないので、少し心配でした。
実際に観に行った人の感想を事前にいくつか拝見してみると、おおよそ「無駄な歌が多すぎ!」「春馬はできる子!」「シャルル最高!」って感じみたいで。ほとんどの人が三浦春馬くんを絶賛している一方、蒼井優ちゃんは賛否両論…やや酷評多し…。あとは今作で五右衛門シリーズ完結だとの噂も。
うむむ…どうなんだろう?といつもより心持ち浮き足立って劇場へ。

そわそわしていた理由は他にもあって、実は今回、最前列だったんです。もう、すぐ目の前が舞台!
舞台下に出入りする役者さんたちを間近で見られる & あるシーンではすぐそこに悪役チームが!という非常においしい体験をさせてもらいました。
ただ、正面ではなく上手側だったので、目の前に誰か立つと舞台中央がまったく見えないという…。五右衛門が変装を解くシーンなんて、あれだけあって1回もまともに見れなかったのでした。あと前田慶次郎の馬、邪魔すぎ(笑)
客席に向かってする芝居や歌・ダンスも全部横から見る感じになっちゃってたので、そこはもうゲキシネになってから楽しもうと割りきって、めったに味わえない”近さ”を味わうことにしました。

オープニング、舞台が日本だからかPart1の序盤を彷彿とさせるような雰囲気。五右衛門シリーズらしく、最初からテンション高めでドタバタと進んでいきます。
メインキャストで最初に登場したのは三浦春馬くん演じる心九郎。なんかすごい馴染んでる…!(笑)
今回のテーマソングもすごくカッコイイ曲。ただ、ロック色が強い反面キャッチーさに欠け、過去2作のと違って全く耳に残らず。終演後に思い出そうとしても思い出せませんでした。
どうでもいいセリフまで歌にしすぎとは聞いていたんですが、確かに。歌が多いのは別に構わないけど、あまりにも必然性に欠けるものだと話が間延びするだけなので、もう少し取捨選択してもよかったのでは。
そして音響のせいなのか、歌詞がほとんど聴き取れない!これには参りました。今回はセリフを歌にしているところが多いので、後半あまり話についていけなかったです。まぁ、五右衛門シリーズに関してはストーリーはさほど重要じゃないのでね、さらっと流しましたが。 謎解きのあたり、やたら時間かけてたわりに全然おもしろくなかったもの。。

やはり五右衛門シリーズはこれで最後みたいですね。今後実際どうなるかはわかりませんけど。
だってPart2の時も「これは続編じゃない、一種のパラレルワールドだ」ってかずきさん仰ってたのに、今や思いっきり地続きになっていますしね(^^;
マローネやシャルルが出るのは知っていたけど、まさかPart1のアビラまで引っぱってくるとは。
前2作だけでなく、空飛ぶミニチュア、猫の指人形など、懐かしのネタがこれでもかと盛り込まれていました。最初に見たとき(たしか『レッツゴー!忍法帖』)は爆笑したもんです。でもなぜ今さら??

若干ネガティブな感想が多くなってしまいましたが、観終わった感想としてはやはり大満足♪なのですよ。
以下、キャストごとの感想です。

石川五右衛門(古田新太)
やっぱりカッコイイ!この姿を観たいがために劇場に足を運んだといっても過言ではありません。
力を抜くところは思いっきり抜いて、余裕たっぷりに何でも軽々とこなすところが人を惹きつけてやまないんだろうなぁ。
シリーズタイトル背負った主役として、決めるところは堂々と決める。でも、劇中でも茶化して言っていた通り、若者に花を持たせて一歩ひいているなという感じでした。それができる懐の深さがいいですよね。それでも存在感が薄れることはなく。
謎解きの説明なんかは全部心九郎がやってくれますから、ほんとに何もしてないんですけど(笑)
アンヌのビデオレターに一つ一つ返事していたのがなんだか可愛かったです。

明智心九郎(三浦春馬)
実はこれまでちょっと苦手だった春馬くん。かなり評判がいいようだったので、これは見る目が変わるかもと期待して行ったら、予想以上でした。いや〜すごかった。歌うまいし、ダンスうまいし、なんなのあの爽やかさ!
出番の多さに期待のほどがうかがえます。ほとんどの歌に参加しているし、五右衛門の3倍以上は喋っているかと(^^;
ものすごいカリスマ性が、というわけではないんだけど、器用に何でもさらっとこなすなぁという印象を受けました。まだ22才なんですね。末恐ろしい。
とにかく前半のエセ爽やか探偵姿が「こんな演技も出来るんだ〜」ってすごく驚いたのでした。私の中で今後要注目な俳優さんになりました。

猫の目お銀(蒼井優)
声質のせいもあり歌はたしかにいまひとつ。でもそんなの気にならないくらい、めちゃくちゃ可愛かったです!
特に最初の歌は破壊力抜群。わんわん、にゃんにゃん♪って雪之丞先生…(笑)
小柄な体で元気に動きまわって、終始楽しそうにしていたのが印象的でした。
ちょっとおバカな役というのもそうだけど、あっさり心九郎に惚れちゃうような女の子女の子してる役ってなんだか新鮮です。蒼井優ちゃんの出演舞台を観るのは3度目なんですが、他2作はわりと暗かったので。
お銀の腰帯に猫の顔がついてたのがかわいかった。背中は目だけだけど、腰のはヒゲとかあるの。

シャルル・ド・ボスコーニュ(浦井健治)
前作から引き続き登場のシャルル王子。あいかわらず歌上手いし愛嬌たっぷり、さすがです。
が、役柄的には、正直、いらなかったなぁ…。心九郎とキャラかぶってますし、ただでさえ人数が多い&それぞれに見せ場があって長いですから。クライマックスの見得切りシーン、何故シャルル!?と思わずつっこんでしまいましたよ。前田慶次郎か春来尼の方がまだ納得いくような…。
こんな風な出方じゃなくて、もう五右衛門&シャルル主演で1本やればよかったんじゃないでしょうか(笑)

春来尼(高橋由美子)
さすが準劇団員さん、歌も笑いの取り方もお上手で、本当に上品な高田聖子さん(古田さん談)って感じ。
「年齢は聞くな」なんて自虐ネタまで。アイドル時代を知っているだけに複雑…でも面白い(笑)
小柄だから尼さんの格好もお似合いでしたね。そして衣装が地味な分、睫毛がキラキラで綺麗でした。

前田慶次郎(橋本じゅん)
今回は他にボケキャラが多いため、笑いを取る場面がほとんどなかったのは残念でしたが、そのかわりカッコイイじゅんさんがたくさん見られました。轟天メイクに派手な衣装がよく似合ってます。
五右衛門とは幼馴染だったり、反りが合わない石田三成とも戦では協力し合ったりと、劇団ファンには胸熱。
(余談ですが、またフック船長やるみたいですね!ちょっと観たいけどあの客層はつらいなぁ…)

石田三成(粟根まこと)
生真面目で神経質な感じが粟根さんにぴったりでした。そしてまさか変装した五右衛門をやってくれるなんて。
何か企みがあるわけでもなく、ただひたすらに太閤殿下に忠誠を尽くす役、というのは一見面白みがないように思えますが、私はこの三成けっこう好きでした。
(またまた余談ですが、勇者ヨシヒコでの亀仙人役はビックリでした〜笑)

マローネ(高田聖子)
衣装チェンジが一番多かったんじゃないでしょうか(というか他が少なすぎ?)。エスパーダ役の川原さん、アビラ役の右近さんと一緒に目の前にいることが多かったんですが、近くで見てもお綺麗でした。
猫との絡みがあっさり終わってしまって残念。聖子さんの腹話術好きなのに〜。

蜂ヶ谷善兵衛(村井國夫)
麿さんもそうですが、大御所の方が楽しそうに演じてらっしゃるのを見ると、こちらまで嬉しくなっちゃいます。
あんなアホっぽい自己紹介ソングまで歌って下さって…(笑)
生で拝見するのは初めて(たぶん)でしたが、素敵なおじさまでした。

豊臣秀吉(麿赤兒)
映像でも迫力のある方ですが、生で見るともっとすごいです。
どっしり構えた太閤ではなく、本当に猿のあだ名がぴったりな豊臣秀吉。前田慶次郎や五右衛門を気に入っているのは、自分とどこか似たところがあるからなんだろうな。傾奇者ってやつですね。
Part1と人変わってるやんと思ったら、あれは影武者だったという設定のようです。

観に行ってからだいぶ経ってしまったので、いろいろ間違っていたらすみません;
いつも以上にゲキシネが楽しみです。正面からの眺めを早く観たい!

Trackback [0] | Comment [0] | Category [舞台] | 2013.02.01(Fri) PageTop

『詭弁 走れメロス』

アトリエ・ダンカン ブロデュース青春音楽活劇『詭弁 走れメロス』を観てきました。
原作は森見登美彦『新釈 走れメロス』の表題作です。森見さんのブログで知り、なんとか行けそうな日があったので前日にチケット予約して…となかなか慌ただしい2013年初観劇となりました。

”絶対に約束を守らない”という形で友情を証明すべく走る『走れメロス』。詭弁論部、図書館警察、パンツ番長、猫炒飯、などなど森見作品ではお馴染みの要素がてんこ盛りの馬鹿馬鹿しくも面白いお話です。
原作ものって不安の方がが大きかったりするのですが、これに関しては舞台としてどうアレンジするのか純粋に楽しみでした。

上演前は「My Favorite Things」が流れます(そうだ京都いこう、のあの曲ですね)。
幕があいて驚いたのは、舞台上にヴァイオリンを生演奏する方がいたこと。そういえば頭に青春音楽活劇ってついていたなとここで思い出し、ということは歌も歌ったりするのかしら?と思ったら、やはりありました。
おもむろにマイクを持って歌い出す歌謡ショーが全部で3回くらいあり、楽しかったです。なかでも「詭弁、詭弁♪」のフレーズはいまだに耳に残って離れません(笑)

朗読劇ではないものの、原作の文章をほぼ全て読み上げる形になっており、あの独特の文体を覚えて早口でしゃべるのは本当に大変そうでした…。
面白いだろうと思ったシーンがそうでもなかったり、かと思えば意外なところで笑えたり、読んで笑える言葉と口に出して笑える言葉はやはり違うんだなぁと感じました。
ストーリーやセリフは原作通り(多少アドリブみたいなのはありましたが)でしたが、演出面では舞台ならではの仕掛けが楽しく、それほど広い舞台ではないのにちゃんと疾走している感じが出ていましたよ。

クライマックスシーンはというと、二人ともガリガリというよりは細マッチョなので、貧弱な体にブリーフ一丁という意味での面白さはなかったのですが、イケメン俳優が堂々とブリーフを履いてシュールな踊りを踊るという違う意味での残念さが加わり、なんともいえない独特の空気感でした(笑)

終演後のイベントコーナーも和気藹々として楽しかったです。役者さんたちがとにかく楽しそうに走り回っているのが印象的な舞台でした。
公演あと何日かあるようですし、当日でもチケット買えるみたいなので、興味があれば是非〜

Trackback [0] | Comment [0] | Category [舞台] | 2013.01.13(Sun) PageTop


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