[Archive] 2008年07月


『渋谷に里帰り』山本幸久

"オシゴト系引き継ぎモノ"だそうで。
学生にはこの本のおもしろさはわからないだろうな~と思うと、会社員やっててよかったなと思えます。

渋谷に里帰り渋谷に里帰り
(2007/10)
山本 幸久

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つい最近知った作家さん。本屋で見かけたことはあったんだろうけど、ノーチェックでした。
「凸凹デイズ」よりこっちの方が好きだな。男性目線の方が、よりおもしろく書けている気がします。微リンクもあるし、両方読んで損なしですが。

食品卸業界も営業の仕事もぼんやりとしたイメージしかないのに、こんな人いるいる!って場面がたくさんありました。
屋上で煙草吸ったりしてサボっているかと思えば、朝早く来たり残業したり、やるべきことはちゃんとやっているところが、絶妙にリアルだなぁと。椎名にしたって、いいかげんなことばっかり言ってるように見えて、ちゃんとアドバイスしたりしているし。

出てくる人たちがまたみんな個性的でおもしろいから、ニヤニヤしながらあっという間に読み終わってしまいました。なかでもやっぱり稔と椎名のコンビが大好き。稔が意外とデキる奴だったって知って愚痴るところとか、最初の屋上でのやり取りとか。
続編書いてくれないかなぁ。ホリマッセを舞台にしてもおもしろそう。
稔はそのうち渋谷に住むんでしょうか。直行直帰には便利かもしれないけど、会社には遠くなるんじゃ...と余計な心配をしてしまいました。

それにしても、生まれたときから渋谷に住んでいる人っているんですねぇ。

Trackback [0] | Comment [0] | Category [作家別:や行] | 2008.07.28(Mon) PageTop

『忍びの国』和田竜

「のぼうの城」が評判の著者の最新作。
なんてことは実は知らなくて、忍者好きの血が騒いで表紙買いしただけ。でも大当たり!

忍びの国忍びの国
(2008/05)
和田 竜

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無門は「その腕、絶人の域」とまで言われる無敵の忍者。それなのに当人はかなりの怠け者で、やる気がまったくない。ヨメに嫌われたくなくて、お金のために渋々仕事をするが…。

思いっきりツボでした。普段のダメ男ぶりと、飄々と敵をあしらう絶人ぶりとのギャップが、もう。
ちょっとシティーハンターを思い出したりして。リョウのジャケットが実は重くて、みたいなエピソードありませんでしたっけ。無門の場合はヨメ一筋ですけど。

時代小説なので、ある程度の前提知識があったほうがいいんだろうけど、私は歴史(というか社会科全般…)が苦手なので、ほとんど素の状態で読みました。
文中でひとつひとつ解説されているので、特に困りませんでした。ただ、そんなの常識でしょ、って人にはちょっとうっとうしいかもしれない。

エンタテイメント色が強いのはやっぱりキャラが立っているからでしょう。
どの人物にも、いいところがあれば悪いところもあり、人間くさい。お金のためなら平気で仲間も裏切るひとでなしという設定の伊賀者でさえ、日々の生活があったりする。
信雄なんて最初から最後までダメダメ君だったけど、あの吹っ切れ方はなんか憎めないし。

脇役たちが主役のスピンオフ作品もぜひ書いてほしいですね。

Trackback [0] | Comment [0] | Category [作家別:わ行] | 2008.07.27(Sun) PageTop

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ワニが好きなのでcroco。
crococorcで回文になってます。

飽きっぽいのでいつまでもつかわかりませんが
不定期更新でゆる~く続けていきたいと思います。

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Trackback [0] | Comment [9] | Category [おしらせ] | 2008.07.27(Sun) PageTop


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