[Archive] 2009年03月

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『秋期限定栗きんとん事件』米澤穂信

『春期~』から読み返し始めて、『秋期~』の上巻を読み終わったその日に下巻が発売、って我ながら絶妙なタイミングでした。
上下巻に分ける必要がないくらいの厚さですが、表紙を2冊分楽しめるだけで幸せ。

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)
(2009/02)
米澤 穂信

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秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)
(2009/03/05)
米澤 穂信

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いつも読みたい本がありすぎて延び延びになってしまうのですが、めずらしく新刊を買ってすぐ読みました。めったにないことなので、感想も早めに。
#今までネタバレとか気にしたことなかったけど、さすがに気にするべき?

前作で2人はどうなっちゃうの?と散々気になる終わり方をしたわりに、この『秋期~』が出るまで3年もかかっているので、嫌でも期待が高まるというものです。タイトルも”マロングラッセ事件”だの”栗金飩事件”だの二転三転していましたし。
でも、期待した以上のおもしろさでした!
タイトルが今回の事件を象徴しているとあって、こだわったのも納得です。

<小佐内スイーツセレクション・夏>の時も思いましたが、そろそろ市内マップを付録でつけてほしいですね。

(ネタバレしてしまいそうで怖いので、たたみます。)

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『夏期限定トロピカルパフェ事件』米澤穂信

小鳩君たち、早くも2年生になってしまいました。

夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)
(2006/04/11)
米澤 穂信

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この『夏期限定~』は最初の『シャルロットだけはぼくのもの』がひたすら楽しい一方、最後がちょっと暗い感じで、作者の性格の悪さ(笑)が如実にあらわれた一冊といえます。
『シャルロット~』はアンソロジーに収録されたりしているだけあって、これ単独でも十分おもしろいです。『春期~』の『おいしいココアの作り方』のような、番外編的な話。
でも<小佐内スイーツセレクション・夏>は既にここから始まっていますからね。。。おそろしい(笑)

山ほどスイーツが出てくるなかで、一番おいしそうだったのはりんごあめ。実は1度も食べたことないんですけど。ついでに言うと、パフェもまともに食べたことありません…。(これ言うと大抵びっくりされる)
甘いものが嫌いってわけではないんですが、スイーツには苦手なものが多くて。最近はだいぶ食べられるようになりましたが、生クリームは以前まで全然ダメでした。
だからトロピカルパフェを前に小鳩君が「フルーツだけで十分なんじゃ…」と言っていた気持ちがすごくわかります。

それにしても、市内にこれだけおいしいお店があるってうらやましい。

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『春期限定いちごタルト事件 』米澤穂信

『秋期~』が発売されると聞いて数年ぶりに読み返し始めたのですが、びっくりするくらい展開忘れてました…。

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)
(2004/12/18)
米澤 穂信

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かわいらしいタイトルや表紙のわりには、誰にでも気軽に薦められる作品ではないかもなぁと思っています。というのも、小鳩くんと小佐内さんが頑なに”小市民”であろうとする気持ちがまったく理解できない人はけっこういるだろうから。
私もどちらかと言えばそちら側で、小心者だし平凡な暮らしを求める気持ちはよくわかるのだけど、あそこまで必死になるというのがどうもピンとこないんですよね。
どうすれば小市民らしくいられるかを大真面目に考えることじたい、小市民道から外れてるわけで。まぁそこにこのシリーズの面白さがあるわけですけども。
米澤作品は一筋縄ではいかないものばかりですね…。
シリアスなのかギャグなのか、額面通りに受け取るべきか深読みすべきか、探り探り読むので、さくさく読めるわりに疲れるのです(苦笑)

『春期~』は1作目らしく人物紹介篇という感じで、日常の謎や事件に絡めながらメイン3人の性格をうまく印象づけています。
読み返すまで小佐内さんが気配を消すのがうまいとか忘れてました;
どうでもいいけれど、健吾と小鳩君はお互いに「別に友達ではなかった」とか言うわりに、下の名前で呼び合ってるわ、家の場所ちゃんと覚えてるわ、めちゃくちゃ仲いいですよね(笑)

この後の展開を知っているだけに、この頃は平和だったな~と思ってしまいます。

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『ホテルジューシー』坂木司

『Sweet Blue Age』で1話目を読んで半年、ようやく続きを読みました。

ホテルジューシーホテルジューシー
(2007/09)
坂木 司

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読んだタイミングが悪かったのか、どうもしっくりこないまま読み終えました。
こういう系の話、好きなはずなんだけどなぁ。。
前にちらっと書いた気がしますが、上田早夕里『ショコラティエの勲章』を読んだときの残念さと似ています。

主人公の浩美にまったく愛着がわかなかったのが最大の原因じゃないかと。
真面目で頭が堅くて…どちらかというと私も私の友人達も浩美タイプ。実際、現実の世界ではほとんどの人が浩美と同じように考える気がするんです。でもそれが小説の中だとなぜか浮いてみえてしまうのは、私が小説に現実逃避を求めているからなのかなあ?
オーナー代理も絶対私の好きなタイプだと思ったのだけど、うーん。
そういえば浩美がなんだかオーナー代理を意識してる風でしたが、ちょっと無理がある気がしました。

後味があまり良くない話が多かったのも残念だったなぁ。沖縄が舞台なんだし、からっと明るいのを想像していたら、かなりじめじめしてましたね。。。
ほろ苦いのがお好みの方は好きなんじゃないかと思います。

あまりいいところを書けなかったので、最後にこれだけ。
沖縄弁の双子姉妹、めちゃくちゃかわいい!

Tag 青春
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『のぼうの城』和田竜

読もうと思ってた本が読む前に映画化されてしまうことが多い今日この頃。
これはなんとか間に合いました!(ていうか映画化の話すすんでる?)

のぼうの城のぼうの城
(2007/11/28)
和田 竜

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信長と秀吉と家康ってどの順番だっけ?そして何時代?というくらいの知能レベルの私なので、最初はちょっとしんどかったです。
でも登場人物たちのキャラクターを掴んだ後は、さくさくと読めました。

丹波・和泉・靱負の重臣トリオ、大好きです。
一番は丹波だけど、子沢山で恐妻家(笑)の和泉もいいし、靱負もかわいいし。

では主役の「のぼう様」はどうだったかというと、正直、私はあまり魅力を感じませんでした。
きっと期待しすぎたせいだと思います…。もっと豹変するんだと思っていたら、そうでもなく。
なにより最後の甲斐姫に関する決断が納得できませんでした。それを阻止するために戦ったんじゃないの?と。まぁこの時代ではそれが普通だったのかもしれないけど。。。

戦が始まってからは本当におもしろくて、一気読みでした。
皆に満遍なく見所があり、さすがエンタテインメント小説として評価されているだけあります。
最後は戦国時代の男同士、敵味方を越えて認めあうところなど、爽快でいいですよね。

和田竜さん、次の作品も楽しみです。書いてくれているといいな。

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