[Archive] 2010年07月

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2010年7月に読んだ本

もう月末ですか…。
今月は夏バテしたりなんだりで、まったく本を読む気が起きず。図書館の期限が迫っているから仕方なく、という感じでした。読み始めたらおもしろくて、一気に読んでしまうのですけど。
そういうわけで、まったく冒険してません。加藤実秋さんは初めてだったけど作風は大体わかっていましたし。

『インディゴの夜』加藤実秋
『退屈姫君 海を渡る』米村圭伍
『チョコレートビースト インディゴの夜』加藤実秋
『吉祥寺の朝日奈くん』中田永一
『張り込み姫 君たちに明日はない3』垣根涼介

意外と5冊も読んだんだなって感覚です。
今月のベスト1を選ぶとしたら、迷わず『吉祥寺の朝日奈くん』。でも、それ以外のシリーズものも手堅くおもしろかったと思います。

Trackback [0] | Comment [0] | Category [まとめ] | 2010.07.31(Sat) PageTop

『インセプション』

予告映像だけで絶対観たい!と思ってました。大体どの映画も予告でいい映像を使いすぎて、本編を観ても他にこれはと思うものがなかったりするのですが、これはそんなこともなく。
スーパースロー映像と、無重力のシーンが、とにかく格好良かった!映画館で観てよかったです。

(まだ公開中なので、一応たたみます。重大なネタバレはしないように気をつけますが、まっさらな状態で観たいという人は読まないで。)

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Trackback [0] | Comment [0] | Category [映画] | 2010.07.31(Sat) PageTop

『張り込み姫 君たちに明日はない3』垣根涼介

リストラをテーマにしながらも、常に前向きな印象を与えてくれるのがいいですね。

張り込み姫 君たちに明日はない 3張り込み姫 君たちに明日はない 3
(2010/01/15)
垣根 涼介

商品詳細を見る


英会話学校、旅行代理店、自動車ディーラー、写真週刊誌、と今回もあらたな業界・職種が出てきました。身近なんだけど意外と知らない業界の内情が赤裸々に描かれているのが、このシリーズの魅力のひとつでしょう。

前作ではリストラされる人の側から描くことで深みが増してさらにおもしろくなったと思いました。が、残念ながら今回の最初の2編はリストラ対象者の心情があまり伝わってこず、結局なんだったの??ともやもや感が残りました。
特に旅行代理店の彼については、最後の驚きを優先したためか、そこに到る過程がすっとばされていて、最後にフォローもなし。せっかくおもしろそうなキャラクターなのに。なんだったらもう少し長くして、もっと丁寧に描いてもよかったんじゃないかと思いました。まぁそのぶん、すっかりやられちゃった真介がかわいかったですけどね。
後の2編の方は、悩む主人公にも共感を持てたし、彼・彼女が一歩を踏み出せるよう後押しする周りの人達が素敵でした。車の話はマニアックすぎて、ちょっと読むのが大変でしたけど。あと、こういう小説の中に出てくる歌詞って妙に恥ずかしいです…。

本来の主役、真介と陽子は出番が少なかったものの、たまに出てくるやりとりが楽しいです。つきあいだして2年が経過し、順調な様子。
これはこれでほのぼのしていて良いと思うし、安心して見ていられるけど、考えようによっては安定しちゃって大丈夫?と思わなくもない。だって真介がもうすぐ36才ってことは、陽子は何才よってことですよ。いまだに真介の求婚は拒んでるみたいだし、この先どうしたいんでしょうね。社長の高橋とのセンを完全に消さないところに作者のいやらしさを感じるのは私だけでしょうか。
そして同じくレギュラーの美代ちゃんも、そろそろ”かわいい派遣の女の子”って年じゃなくなるんじゃないかと勝手に心配してしまったりします(^^;
それにしても、陽子から見た真介のバカっぽさったらないですね。仕事してるときのシュッとした姿との落差が(苦笑)

ロクデナシ2号こと山下はけっこう好きなキャラクターだったので、今回活躍してくれてうれしかったです。ドラマは完全に別モノとして見ていたので印象を引きずることはなかったですが、山下に関しては北村有起哉さんで大満足だったので、今後もそのイメージで読んでしまいそう。

Trackback [0] | Comment [0] | Category [作家別:か行] | 2010.07.31(Sat) PageTop

『ブロードウェイミュージカル ピーターパン』

今年で30周年を迎えるこの作品。ファミリーミュージカルとしては『アニー』と並んで有名なはずなのに、私を含めまわりで観たことのある人は一人もおらず、一体どんな雰囲気なんだろう?とちょっとドキドキして出かけました。

peterpan.jpg


子供が多いんだろうなーとは思っていましたが、あそこまでとは。私は友達と行ったんですが、子供を連れていないのは私たちだけかと思うほどで、な、なんか気まずい…。フック船長みたさに軽い気持ちでチケット取っちゃったけど、早まったか!?と一瞬思いました(笑)

初代ピーターパンはもちろん榊原郁恵さんですが、今の高畑充希ちゃんで8代目だそうです。でも今年は5代目ピーターパン笹本玲奈ちゃんとのダブルキャストということで、私たちが観たのは玲奈ちゃんの回でした。軽々と動き回るし、歌はうまいし、すごく素敵なピーターでした。
ピーターパンといえばフライング。単純だけど、興奮します。しかもフライングしながら廻る廻る。さらに歌まで。ウェンディ役の沙也加ちゃんとデュエットもよかった~。
フライング以外も、インディアンのアクロバティックな登場シーンはかっこよく、迷子たちの歌と踊りはかわいらしく、子供だけでなく大人も十分楽しめるミュージカルでした。特に末っ子のマイケルが、あんなちっちゃいのに完璧に踊っていて、めちゃくちゃかわいかったです。

そしてお目当てのフック船長、橋本じゅんさん。中盤まで出番なさそうだなと思っていたら、いきなりウェンディのお父さん役で登場。でもそこはまだ抑え気味で。
フック船長として再登場するや、スミー役の村木仁さんとともに確実に笑いをとりにいってました。さすがです。吉田メタルさんも加えた3人の掛け合いは、新感線の舞台を観にきたんだっけ?という感じで、私的には大満足でした。新感線といえば、かつて古田新太さんもフック船長をやっていたと知ってびっくりです。そっちも観てみたかったなー。ちなみにその時のスミー役はやっぱり仁さんだったらしく…もう鉄板ですね(笑)
公演後に、海賊たちとの写真撮影会なるものが開催されていて、私は一緒に写真を撮ることはできなかったのですが、すぐ近くでその様子を見ることができたのも嬉しかったです。
それにしてもじゅんさんってああいう衣装がほんと似合う。ドラマ『うぬぼれ刑事』で思いがけず姿を見れたのは嬉しかったけど、私はやっぱり舞台でのじゅんさんが好きなんだな~とあらためて実感しました。動きも声の張り方も、やっぱりテレビとは全然違いますしね。

次の観劇は、おそらく『鋼鉄番長』になると思います。これまた楽しみ。

Trackback [0] | Comment [2] | Category [舞台] | 2010.07.26(Mon) PageTop

『吉祥寺の朝日奈くん』中田永一

ちょっとした謎解きあり、の恋愛短編集。うまいなぁ…と思わずため息が出ます。

吉祥寺の朝日奈くん吉祥寺の朝日奈くん
(2009/12/11)
中田永一

商品詳細を見る


『百瀬、こっちを向いて。』がすごく良かっただけに、ハードル上がってしまっているけど大丈夫?と読み始めたら、いきなり冒頭から書簡体ならぬ交換日記体で度肝を抜かれました。さすがです。

収録されているのは「交換日記始めました!」「ラクガキをめぐる冒険」「三角形はこわさないでおく」「うるさいおなか」「吉祥寺の朝日奈くん」の5編です。平均すると『百瀬~』の方が良かったかなと思うのです。が!
「三角形はこわさないでおく」と「吉祥寺の朝日奈くん」に、やられました。ものすっごい好きです。微妙な関係の2人、その間に漂う気まずいような心地良いような空気、そこに変化をもたらす出来事、、、本当にうまいです。
特に表題作は、タイトルに選ばれただけあるな~と感心してしまうのですが、読む前から印象的だった”上から読んでも下から読んでもヤマダマヤ”って設定はあんまり意味なかったような(^^;

中田さんの作品もっと読みたいです。早く3冊目出ないかな。
そういえば今度『百瀬~』が文庫化されるらしいです。私は文庫本が出たのを見て、あえて単行本の方を買ってしまったりするのですが、表紙があそこまで真っ白だと新品でもけっこう汚れていたりするので、悩むところです。。

Trackback [1] | Comment [6] | Category [作家別:な行] | 2010.07.21(Wed) PageTop


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