[Archive] 2010年12月


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category [スポンサー広告] | --.--.--(--) PageTop

2010年12月に読んだ本&2010年ベスト本

まずは今月読んだ本から。

『バッカーノ!1933〈上〉THE SLASH クモリノチアメ』成田良悟
『バッカーノ!1933〈下〉THE SLASH チノアメハ、ハレ』成田良悟
『マクベス 研究者シェイクスピア・コレクション7』シェイクスピア
『告白』湊かなえ

4冊って。最後までやる気ない感じになっちゃいました…。でも年内に『告白』を読めて満足です。

◇◇◇ ここから年間まとめ ◇◇◇

2010年に読んだ本は73冊(再読本は除く)。去年より読書量がガクッと落ちました。暇な時間は何倍もあったはずなのになんで?(^^;
でも、読んだ本すべてに感想を書くという目標は達成しました!
来年はたぶんやらないです(笑)評価の良し悪しとは別に、感想の書きにくい本っていうのがどうしてもあって…なるべく書く方向でがんばるけど、無理には書かなくてもいいかなと。

全体的な印象としては、シリーズものが多かったですかね。最初はおもしろくても、途中で飽きてきたり変な方向に行っちゃったり…常に読者を楽しませるのは難しいんだなぁと改めて感じました。
あとは、児童文学やライトノベルといった子供~若者向けのものも多かったように思います。特に後半は読みやすい本ばっかり読んでいた印象が;それはそれでいいんですけどね。

そして、2010年のベスト本はこちらです!(リンクは感想ページに飛びます)
『吉祥寺の朝日奈くん』中田永一

吉祥寺の朝日奈くん吉祥寺の朝日奈くん
(2009/12/11)
中田 永一

商品詳細を見る


毎月のまとめでも一番よかったのを選んだりしてたので簡単に決められると思いきや、けっこう悩みました。でも中田永一さんとの出会いは大きかったと思いますので、これにします。
単純に上手いし、私好みでもありました。同じく『百瀬、こっちを向いて。』もとてもよくて、どちらが1位でもいいくらいです。

他によかった・印象的だった本を順不同で。

『ダブル・ジョーカー』柳広司
スパイ萌え~(笑)

『宝石泥棒の告白 怪盗メイソン』ビル・メイソン
これが実話だというのがすごすぎます。

『風流冷飯伝』米村圭伍
風見藩シリーズとの出会いも今年の大きな収穫でした。

『エデン』近藤史恵
読まないとこのおもしろさは伝わらない!

『流星の絆』東野圭吾
人気があるのも頷けるおもしろさ。ドラマを見た後でも楽しめました。

『WILL』本多孝好
地味だけどいい話なのです。

『wonder wonderful』河上朔
こういう大人のためのライトノベルは楽しいですね。

『儚い羊たちの祝宴』米澤穂信
雰囲気を楽しむもよし、ラストの衝撃を楽しむもよし。

『告白』湊かなえ
そりゃ話題にもなるわと納得。最後の最後にガツンときました。


今年も読んでくださってありがとうございました。コメント、TBもいつもありがとうございます。

来年もすてきな本に出会えますように。

スポンサーサイト
Trackback [0] | Comment [0] | Category [まとめ] | 2010.12.31(Fri) PageTop

『告白』湊かなえ

中学校で起きた事件の真相とその後が、関係者の告白によって次々と明かされる。

告白告白
(2008/08/05)
湊 かなえ

商品詳細を見る


読む前に内容を耳に入れないようにするのが大変でした。
映画もやっていましたしね。かなり評判が良かったので観に行きたかったんですが、やはり原作が先だろうと我慢…。映画の予告スポットだけはうっかり観てしまいましたが、それ以外はまったく知らない状態で読みました。
我慢した甲斐はありました。何なの?どうなるの?と、引き込まれるように一気に読んでしまいました。いろいろ知ってしまってから読んだのでは、衝撃の度合いが全然違っただろうなと思います。

第一章の、真綿で首を絞めるような先生の語りにはゾクゾクしました。流れるように話が進んで行くのでその時は気づかないのですが、後からじわじわ効いてくるんです。最初から全て計算ずくだったのかとわかった時の、何だろう…くやしいでもないし、気持ちいいっていうのもなんか違う…あぁっ!?って感じが忘れられません。
教師が生徒に話しかけている内容がそのまま文章になっているので最初とまどいましたが、この文体こそが独特の怖さを引き出しているのは確かです。

てっきり長編だと思い込んでいたので、連作短編だったのも驚きでした。もともと第一章の「聖職者」が短編として発表され、その後を描いた短編をまとめたものが『告白』なんですね。
最初から続編や『告白』というタイトルを意識して書かれていたのかが気になるところです。語り手が代わるたびに物事の見え方が変わり、他の人から見た描写では違和感を感じた言動も、当人の告白によってその真意が明らかになっていきます。どの話も一人称なので、どこまでが真実なのかは結局わからないままなのですが…。その突き放し方も新鮮でした。
章を追うごとに関係者の心の内が見えて理解が深まっていく反面、「聖職者」で受けた衝撃が徐々に薄まっていくのは少し残念で。でも最後の一撃でまたやられました。

現実に起きた事件に言及したりと色々と物議を醸す内容ですし、捉えようによってはかなり悪趣味な問題作だと思います。が、傑作なのは間違いありません。ここまで救いのない話を鮮やかに書ききった湊かなえさん、これがデビュー作というのがすごいです。
映画をやっと観られるのが嬉しい!ひたすら一人称で語るという原作をどんな演出で映像化しているのか楽しみです。


Trackback [0] | Comment [0] | Category [作家別:ま行] | 2010.12.30(Thu) PageTop

『マクベス(研究者シェイクスピア・コレクション7)』シェイクスピア

きれいはきたない、きたないはきれい。

マクベス (研究社 シェイクスピア・コレクション 第7巻)マクベス (研究社 シェイクスピア・コレクション 第7巻)
(2010/04/23)
大場 建治

商品詳細を見る


三人の魔女の言葉をきっかけに出世欲に取り憑かれてしまったマクベス。最初は乗り気でなかったマクベスも、妻に焚き付けられ、ついに王の暗殺に手を染めてしまいます。その後も自分の立場を脅かす者を手にかけ、最後は魔女の言葉を過信しすぎて破滅する羽目に。

あらすじは知っているものの実はきちんと読んだことがなかったので、今回チャレンジしてみました。
シェイクスピア四大悲劇の一つです。冒頭のセリフが超有名ですね。それ以外にも詩的なフレーズがたくさん出てきます。
戯曲ということもありマクベスの心境の変化がかなり唐突に感じてしまうのですが、葛藤するセリフもありますし、実際に演じているのを見たらたぶん気にならないのかな。
一つ疑問だったのが、バンクォーの子孫が王になるという予言。てっきり最後に息子のフリーアンスが仇を取るのかと思ったらそのまま終わってしまい、あれ?ってなりました。さっき調べてみたら、マルカムの子孫とフリーアンスの子孫が結婚するということみたいです。

せっかく読んだので、舞台や映画も観てみたいです。どれが有名なんだろう?
ちなみに新感線の「メタルマクベス」は舞台観に行ってます(が、あんまり覚えてない…DVD買うかずっと迷ってます)。

今年中になんとかあと1冊!

Tag 悲劇
Trackback [0] | Comment [0] | Category [作家別:海外] | 2010.12.27(Mon) PageTop

『バッカーノ!1933 THE SLASH クモリノチアメ/チノアメハ、ハレ』成田良悟

鋏、刀、ナイフ、銃剣、槍…刃物使い達が勢揃いしたNYには血の雨が降る。

バッカーノ!1933〈上〉THE SLASH クモリノチアメ (電撃文庫)バッカーノ!1933〈上〉THE SLASH クモリノチアメ (電撃文庫)
(2004/09)
成田 良悟

商品詳細を見る
バッカーノ!1933〈下〉THE SLASH チノアメハ、ハレ (電撃文庫)バッカーノ!1933〈下〉THE SLASH チノアメハ、ハレ (電撃文庫)
(2004/11)
成田 良悟

商品詳細を見る


NYで活動を始めたジャグジー達のもとに、ガンドール、マルティージョからそれぞれ使者がやってきます。そこに偶然居合わせた泥棒カップル、妖怪(ラルウァ) 、ダラス。一方、ヒューイは巨大企業ネブラ相手に何かを計画していて…。

読み終わってしばらく放置していたら、内容をかなり忘れてしまいました(汗)上下巻のわりに(私的に)盛り上がるシーンも少なくて…。
前作から一転、登場人物が多いです。メインはチックとマリア…のはずなんですが、初登場のクリストファーと、ロニーが影の主役って感じです。あと、元クレアの葡萄酒は出番が少ないわりに相変わらずおいしいところを持っていってます。
メインの2人(特にマリア)の喋り方がいらっとするので、読むのがしんどいしんどい;同じく苦手キャラのジャグジーは影が薄くて気になりませんでしたが。
クリストファー、嫌いじゃないです(笑)突き抜けたバカっぽさが葡萄酒と似てますねぇ。

それにしても、ネブラ社の秘密には度肝を抜かれました。そこまでいっちゃって、この後どう続けるんだろう??
次巻はヒューイのいる監獄が舞台のようで、既にプロローグが始まっていますが…ぶっちゃけヒューイにあまり興味がわかないので、続きはしばらく放置するかもです。。

Trackback [0] | Comment [0] | Category [作家別:な行] | 2010.12.22(Wed) PageTop

『バッカーノ!2001 The Children Of Bottle』成田良悟

外界から隔離された村に変化をもたらそうとしたのは、笑顔中毒の悪魔だった。

バッカーノ!2001―The Children Of Bottle (電撃文庫)バッカーノ!2001―The Children Of Bottle (電撃文庫)
(2004/02)
成田 良悟

商品詳細を見る


かつての仲間達を探して旅を続けるマイザーとチェスは、他2人の仲間と共に、北欧のとある村を訪れます。そこにいたのは、村人達から"悪魔"と恐れられている不死者のエルマーと、謎の少女でした。

これまでほぼ1年ごとに進んでいた話が、ここでいっきに70年近く飛んでいます。
現代社会で不死者は一体どんな風に見えるんだろう??と思いながら読んだのですが、舞台が閉ざされた村ということで、まったく現代らしさを感じず(”インターネット”なんて単語は出てきましたけどね)。
閉鎖的な環境のせいか、これまでのものとは少し雰囲気の違うバッカーノでした。

チェスはすっかり子供らしくなったなぁなんて思っていたら、まだまだ燻っていたみたいです。ここでエルマーに会えて本当によかった。チェス以外の皆もそれぞれ抱えているものがあるようで、全体的にシリアスな話題が多かったです。
そんな中、エルマーとマイザー達が再会するシーンはかなり笑えました。エルマー恥ずかしい!(笑)
ナイルもおもしろくて好きです。このシリーズ登場人物が多いから各々の話し方に特徴を持たせたいのはわかるんですが、そんなあえて言わなくても~(笑)

今回は登場人物が少なく読みやすかったですが、たまに会話の中で出てくる名前に、ベグって誰だっけ…ヒューイはもう出てきた?どんな人?…と、焦って途中で調べたり。本がないのでWikipediaなんかで調べるわけですが、ネタバレ度が高いのが困りものです。
それにしても、あいかわらずの誤字(誤植?)の多さにはうんざりします。ただでさえ混乱しがちなのに…。ただ間違いかどうかわからないのが1つあって、誰かわかる人いたら教えてほしいです。エルマーが村に来たのは5年前のはず(生け贄の数もあってる)なのに、村に辿り着くところの記述は1998年で3年前。どっちが正しいの??


◆バッカーノ! シリーズ既読リスト(刊行順)
『バッカーノ! The Rolling Bootlegs』
『バッカーノ!1931 鈍行編 The Grand Punk Railroad』
『バッカーノ!1931 特急編 The Grand Punk Railroad』

『バッカーノ!1932 Drug & The Domino』
『バッカーノ!2001 The Children Of Bottle』

Trackback [0] | Comment [0] | Category [作家別:な行] | 2010.12.02(Thu) PageTop


 プロフィール

[Author:croco]
一言でもコメントいただけると嬉しいです!
記事に関係ないコメントはこちらにつけて頂いても。
…たまにつぶやいてます。

 最近の記事
 カテゴリ
 タグ
 月別
 ブログ内検索
 最近のコメント

日付別/記事別の切り替えopenclose

 最近のトラックバック
 リンク
 ブロとも申請フォーム
 crocoの本棚
 バナーいろいろ
 QRコード
QR
 RSSリンク
 Do you have the time?
http://www.pecope.com
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。