[Archive] 2011年02月


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2011年2月に読んだ本

今月も停滞しております。

『スーパーヒーローの秘密』シャンナ・スウェンドソン
『花よりもなほ』是枝裕和
『鎮火報』日明恩

以上3冊のみ。
最後の『鎮火報』が予想外にしんどくて…途中で放置したりも含めて20日近くかかりました;

気になっていた新刊本も知らない間に出ていたようで、のんびりしてたら図書館の予約がえらい人数に…。
瀬尾まいこ『おしまいのデート』は買うつもりだったからいいけど、森見登美彦『四畳半王国見聞録』は迷い中。
そういえば金城一紀の久々の新刊も出るんでした。ちょっとテンション上がってきたかも!


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Trackback [0] | Comment [2] | Category [まとめ] | 2011.02.28(Mon) PageTop

『花よりもなほ』是枝裕和

仇討ちは武士の務め。…でも仇討ちしない人生だってある。

花よりもなほ (角川文庫)花よりもなほ (角川文庫)
(2008/05/24)
是枝 裕和

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以前に感想を書いたこともある、映画『花よりもなほ』の原作小説です。
脚本・監督の是枝さん自身が書いているのですが、小説としての出来は微妙なところ。映画が良すぎるので、あの空気感が表現されきれていないのが物足りないのです。どうせなら脚本をそのまま戯曲として出版した方がよかったかも…?
映画を観ていないとわかりずらい箇所もあるので、先に観てから読むのがおすすめです。

宗左がまだ故郷にいる頃の話や、貧乏長屋の人たちとの出会いなど、映画にはないエピソードも書かれてあります。仇の居場所を知るタイミングなんかもちょっと違うかな。表情だけで内面を表現されていたところは、具体的に何を考えていたかがわかるので、解釈が違ったのも含めてなるほど~という感じです。
実際に役者さんがしゃべるおもしろさにはかないませんが、ふざけた掛け合いはやっぱりおもしろい。長屋の男たちのバカな会話に癒されます。
長屋メンバー以外では宗左の叔父さんが好きですね。映画では石橋蓮司さんが本当にいい味出してるんですよ~(笑)

あとがきに、監督がこの話を思いついたきっかけが書いてありました。9.11や父親の死という暗い出来事からこんな爽快なお話を生み出したというところが、まさにこの話のテーマにも通じていたりして、興味深かったです。
この映画が好きなら読む価値ありですよ。


Trackback [0] | Comment [0] | Category [作家別:か行] | 2011.02.19(Sat) PageTop

『スーパーヒーローの秘密』シャンナ・スウェンドソン

スーパー魔法使いオーウェンの最大のピンチに、孤軍奮闘するケイティ。謎の黒幕の正体もついに明かされる!

スーパーヒーローの秘密 ((株)魔法製作所) (創元推理文庫)スーパーヒーローの秘密 ((株)魔法製作所) (創元推理文庫)
(2010/12/11)
シャンナ・スウェンドソン

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こちらの記事でいち早くお知らせした(株)魔法製作所シリーズ待望の第五弾です。
本国では出版できず日本オリジナル書き下ろしとなった本作、作者が自棄になって無理やり終わらせたりしたらどうしよう、と少なからず心配していたのですが、杞憂どころか期待を裏切らないおもしろさでした!

久しぶりにニューヨークに戻り、MSIに復帰すべく通勤電車に乗り込んだケイティが目撃したのは、魔法が犯罪に利用されている不穏な光景。スペルワークスがまたもや何かを企んでいることに気付きます。
スペルワークスの顔だったイドリスを捕まえても、バックに強力な黒幕がいるかぎり平穏な日々は訪れません。なんとか黒幕の正体を探ろうとするケイティ達に、思いもよらない逆境が待ち受けているのでした。

シリーズ中で最もシリアスな展開です。いつになくヘタレなオーウェン(彼の気持ちを考えれば仕方ないとも思えますが)を鼓舞するケイティが男前!オーウェンの義父母が秘めてきた思いを吐露する場面も感動的でした。
とはいえ、まったく笑いがないかというと、そんなことはなく。
ある事情によりケイティ、オーウェン、マーリン、イーサンの4人でホテルに泊まることになるのですが、ここでのケイティの受難の数々がもう、可笑しくって仕方ありません。謎のアイテムに興味津々なマーリンも笑えます。
また、ケイティの友人たちの活躍ぶりには脱帽です。チャーリーズ・エンジェルズ気取りのジェンマとマルシアに、田舎を飛び出してきた幼なじみのニタも加わって、どんなに悪い魔法使いでも彼女達にはかなわないんじゃないかと思えるほど。特にニタと同僚達は一体何を想定して訓練してたんでしょう(笑)
ニタ関係でもう一つ。例のロックバンドを見かけたと言ったとき、最初はポカンとしてしまったのですが、すぐに何のことかわかって大爆笑しました。こういう細かいネタをひっぱってくる作者のセンス、大好きです。

ケイティの新しいアシスタントは「いるいる、こんな娘」という感じで、あいかわらずキャラクター造形がうまいです。指示さえ出せば一生懸命働くし、決して悪い子じゃないんだけど…っていう。そんな彼女も最後はちゃんと役に立ってましたね。
同じく初登場の前社長ラムジーは、本から香水がぷんぷん臭ってきそうな(笑)私の脳内キャスティングは草刈正雄でした(笑)

タイトルにあるスーパーヒーローは当然オーウェンのことだと思っていたのですが、かつて世界を救った昔のスーパーヒーローのことでもあるのですよね。
ひとつ前の4作目までで起承転結と書いたのですが、本当の”結”はこちらでした。今回で謎は全て明らかになりましたし、これで終わってもいい気はしますが、ファンとしてはさらにその続きが読みたいところ。
ケイティ達のさらなる活躍を期待します!

(株)魔法製作所シリーズ既刊の感想はこちらです↓
『ニューヨークの魔法使い』
『赤い靴の誘惑』
『おせっかいなゴッドマザー』
『コブの怪しい魔法使い』


Trackback [0] | Comment [0] | Category [作家別:海外] | 2011.02.15(Tue) PageTop


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