[Archive] 2012年06月


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『レディ・マドンナ 東京バンドワゴン(7)』小路幸也

今作のテーマは、女性の強かさ、かな。


レディ・マドンナ 東京バンドワゴンレディ・マドンナ 東京バンドワゴン
(2012/04/26)
小路 幸也

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齢八十を越えてもなお堀田家の大黒柱として、古書店“東京バンドワゴン”を切り盛りする勘一。そんな勘一をお目当てに通ってくる女性が現れて、一家は色めき立つ。しかし、その出会いが思わぬ家族の秘密を連れてくる…。さらに、蔵から大事な稀覯本が盗み出されて、店は大混乱。次々に新たな謎が舞い込む堀田家を救うキーワードは「母の愛」。女性のパワーで家族の絆を結び直す、待望の最新作。(「BOOK」データベースより)


毎春1冊ずつ刊行されて(読むのはいつも夏以降ですが)、もう7冊目なんですね。新作が出るたび、1年て早いなぁ…と思わずにはいられません。
サチさんの優しい語り口につられてスルッと一気に読み終わってしまうのもいつものことです。

1作目で小学生だった花陽は高校生になり、かんなと鈴花は3才になりました。研人も中学生になってからは紺のことを”親父”なんて呼び始めたようです。なんだかムズ痒い(笑)
子供たちが大きくなると同時に高年齢化の進む堀田家とその周辺ですが、勘一じいちゃんを筆頭にまだまだお元気な様子で安心しました。

今回、新しい人達が何人も登場しました(もしかしたら再登場の人もいるかも。私が覚えていないだけで…)。
これ以上準レギュラーが増えると本当に収拾つかなくなる気がするんですけど、いざという時に助けとなるのは人と人との繋がりですからね。今回も中川さんの為に集まったり、冬編で登場した三石君が秋編で手伝ってくれたり、縁て大事だなぁと。
龍哉さんが研人に話したお母様のセリフも良かったな〜。ただ龍哉さん親子の話は、最後にどーんと落とされるのがあれなんだけど…くるみさんの事情もそうだし、ああいう設定にする必要が本当にあったのかしらね。
勘一の「何せややこしい事情のオンパレードみたいな家ですからな」って、ほんとだよ(苦笑)表向きはほのぼのホームドラマだけど、かなーりドロドロですからね。愛人設定とか多すぎ。
このシリーズに限らず、小路さんの本に出てくる男って不倫率高い気が…;恋人期間を経ない結婚にも毎度違和感を感じつつ、中年男性ならではの恋愛観・結婚観という感じで受け止めています。女性の作家が書いたとしたら、絶対こうはならないでしょうね。

巻を重ねるごとにカップルが急増しているこのシリーズ、毎回誰かしら結婚したり出産したりとおめでたい話題も尽きません。
今回は修平くんの結婚と、真奈美さんの出産でした。コウさんの本名…おもしろすぎ(笑)来年あたり、青とすずみちゃんのところに二人目とかありそうですよね。
藤島さんは特に進展なし…堀田家の女性にモテるとか自分で言っちゃう藤島さん、昔に比べて開き直ってきたな〜(笑)ここまでくると本当に花陽と!?という気がしてきますが、それはそれで複雑な気分。
かんな・鈴花も花陽と同じくイケメン好きなようで、青や藤島さんに懐いてます。私は紺ちゃん好きなんだけどなー。自分で影薄いの自覚しちゃってるところも含めて(笑)
そうそう、キレた亜美さん格好良かったです!意外な特技披露でした。我南人を認めない奴は音楽をやる資格ないみたいな言い回しは正直どうよ、と思いましたが(私が我南人を好きになれないので余計に)。
紺と亜美さんの出会いは、以前レンザブローで連載していた番外編にありましたね。そろそろ書籍化してくれないかなぁ。

まったくの余談ですが。
高校生の頃に友達とビートルズでどの曲が一番好きかという話をしていて、私がなんとなく「Lady Madonna」を挙げたところ、なかなか渋いね〜と言われたんですが、彼女の「Lucy in the Sky with Diamonds」の方がよっぽど渋いよ、と思ったのを思い出しました(笑)
さすがに「ルーシー…」が本のタイトルになることはないだろう…。

※同シリーズで過去に書いた感想はこちら↓
4作目『マイ・ブルー・ヘブン』
5作目『オール・マイ・ラビング』
6作目『オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ』

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Trackback [0] | Comment [0] | Category [作家別:さ行] | 2012.06.27(Wed) PageTop

劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『シレンとラギ』

青山劇場で上演中の『シレンとラギ』観てきました。いのうえ歌舞伎シリーズ久々の新作です。
蜉蝣峠や蛮幽鬼なみに暗いと聞いていたので観る前は少々気が重かったのですが、想像していた雰囲気とは違い、とてもよかったです!
確かに重いし、主人公二人を取り巻く運命は過酷なのだけれども、それこそがこの物語の魅力。藤原竜也と永作博美の気迫の演技に圧倒されました。

新感線で恋愛モノってなんだかムズムズするんですけど(笑)藤原君だと情熱的な愛のセリフもすんなり聴ける不思議。とにかく素敵でした。藤原君の声、好きなんですよ〜。古田さんの本気の時の声もすごく好きです。北村さんもいい声ですし、克実さんの怒鳴り声も格好良かった。舞台俳優はやっぱり生で観るべきですね。
今回かなりいい席が取れて本当にすぐ目の前だったので、お顔もしっかり見られました。藤原君も永作さんも顔ちっちゃ!顔の作りもちょっと似てるんですよね。設定に説得力のある配役でした。
三宅さんのアホっ子な王や、北村さんの真面目な補佐役など、わりとイメージ通りの中、普段の姿からは想像がつかない愛と狂気に満ちたカリスマ指導者っぷりを発揮した高橋克実さんは一見の価値あり。

劇団員も総出演のため、それぞれの見所を作りすぎてダラダラしちゃったのはちょっと残念。シリアスパート直後のギャグパートでは気持ちがついていけないところも。お約束ネタも嫌いではないけど、今回はストーリー重視でもっと見たかったな。サンボさんの犬っぷりには癒されたし、じゅんさんは相変わらず可愛かったけど(笑)

ラギの妹ミサギについては、もうちょっと何かあってもよかったのでは。もっと深いところに絡んでくるのかと思ったらそうでもなく、なのにメインキャストに名を連ねているので違和感が。
ラギを挟んで、汚れた世界を知りつくすシレンに対しどこまでもビュアなミサギ、という構図をもう少し明確にするとか…。シレンとラギ、センゴクとミサギという対比も説明セリフで済まされちゃった感があるし。センゴクとの決別シーンすらなかったもんなぁ。演技の良し悪しもよくわからなかったです;立ち姿はすごく可愛かったんですけどね。

次の公演は五右衛門シリーズ第三弾だそうで!冬が楽しみです。

Trackback [0] | Comment [0] | Category [舞台] | 2012.06.25(Mon) PageTop


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