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『世界記憶コンクール』三木笙子

和製ホームズ&ワトソンが活躍する帝都探偵絵図シリーズ(というらしい…定着しなさそう^^;)第二弾です。

世界記憶コンクール (ミステリ・フロンティア)世界記憶コンクール (ミステリ・フロンティア)
(2009/12/11)
三木 笙子

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前作『人魚は空に還る』(感想はこちら)がなかなかよかったので、シリーズ化されて嬉しいです。
ただし、表題作以外は番外編のようなものなので、高広と礼のコンビもしくは礼だけを見たかったという人にはちょっとがっかりかも??私は基博パパがたくさん活躍してくれたので満足です(笑)

「世界記憶コンクール」は、ホームズの「赤髪連盟」によく似た事件を高広が解決する話。この元ネタ話は私もかなり好きだったので、礼のはしゃぎっぷりはよくわかります。最後もほのぼのしてよかったなぁ。兎屋さん、また登場してほしいです。
「氷のような女」は高広の父・基博が若かった頃の話。冷凍庫どころか冷蔵庫もなかった時代の、氷にまつわる事件です。現代では想像もつかないような真相にびっくりでした。
「黄金の日々」は前作に登場した恵のその後の話。美術学校の友達は皆キャラが立っているので、スピンアウトでシリーズ化してもいけそうな感じです。悪役が正体を明かすところとかベッタベタなんですけど(苦笑)楽しんで書いてるのが伝わってきますね。
「生人形の涙」は高広が礼と出会う前の話です。そこからさらに四十年遡った昔の、涙を流す人形の謎を高広が解き明かすのですが、これがなかなか切なくて…最後の喜平のモノローグに救われました。
もっと作品数がたまったら、NHKあたりでドラマ化してほしいですね。ノスタルジックかつ怪しい雰囲気たっぷりで。

要注意なのは、前作やホームズを読んでいなくても十分楽しめるのですが、その逆は難しいということ。なぜなら本作でかなりネタバレしてしまっているからです…。特にホームズの方は、有名だからいいと思ったのかトリックやら解決法やら全部ばらしてしまっているので、あらかじめ『赤髪連盟』と『ボヘミアの醜聞』は読んでおくことをおすすめします。

Trackback [0] | Comment [0] | Category [作家別:ま行] | 2010.04.05(Mon) PageTop

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