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『ころころろ』畠中恵

いつも大変な目にあっている若だんな。今回はなんと目が見えなくなってしまいます。

ころころろころころろ
(2009/07/30)
畠中 恵

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若だんながまだ"ぼっちゃん"と呼ばれていた頃の話、若だんなの目の光を取り戻すべく奔走する仁吉&佐助の話など5編が収められています。いつもと違い、短編でありながら続き物となっています。

しゃばけシリーズも気づけばもう8作目。シリーズ最初の頃は、しゃばけ二大要素(妖たちとのほのぼのしたやり取りと、人の心の底に潜む闇)のバランスが絶妙で、楽しく読めていたのですが、ここ最近の数冊は読むのがしんどいなと思うことが多くて。それでも1冊の中に1つはいいなと思える話があったのですが、今回は…。

なにが駄目なんだろうと考えると、テンポが合わないっていうのが一番大きいかも。
「ころころろ」「物語のつづき」あたりが特にそうなんですが、進行に関係のないコミカルなやり取りが無駄に長く感じられてしまって…。ポンポンとスピード感があれば気にならなかったんでしょうけど、妙にまったりとしているんですよね。あまりにも話が進まないので、そんなん言ってる場合かよ、とちょっとイライラしました(笑)
あと、鳴家がお菓子にがっつく描写のしつこさに辟易…。鳴家が苦手(特に喋り方)っていうのもあるんですけど。

文章に関しても、長編にしては構成が雑だし、短編にしては独立性に欠けているし、中途半端な印象が否めませんでした。毎回おなじみの説明(若だんなの祖母は云々)はあるけど事件の経緯説明がないから、結局は順番に読まないといけないんです。
あと、これは私の読解力がないせいかもしれませんが、生目神が探している玉と最初の話に出て来た奉納品がどう関係するのか、最後まで読んでもよくわかりませんでした(汗)目を奪った理由もいまいち謎ですし。古田昌玄が川に落ちただけで済んだのに対し、若だんな不憫すぎ。。

今回はえらく辛口になってしまいました^^;
珍しく困り果てる仁吉とか、奥さんを大事にする佐助とか、見所もけっこうあったんですけどね。「はじめての」のラストは前作『ちんぷんかん』の「はるがいくよ」にも通じる切なさがあり、なかなか良かったです。
…とちょっとだけフォロー(笑)

最近の雑誌連載をちらっと読みましたが、このシリーズ、終焉にむかっている感じでしょうか。なんだか寂しいですね。

Trackback [0] | Comment [0] | Category [作家別:は行] | 2010.04.12(Mon) PageTop

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