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『退屈姫君 海を渡る』米村圭伍

1ヶ月のインターバルを置いてようやく解禁しました(インターバルの理由は後述)。

退屈姫君 海を渡る (新潮文庫)退屈姫君 海を渡る (新潮文庫)
(2004/09)
米村 圭伍

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『退屈姫君伝』の続編です。前作では江戸で田沼意次と対決して風見藩を守っためだか姫とお仙ですが、今回の舞台は四国は風見藩。参勤交代で国に戻っている藩主・時羽直重が行方不明になったと聞き、喜び勇んで(?)駆けつけます。

風見藩が舞台ということは、『風流冷飯伝』で出て来たあの人もあの人もあの人も出てきます。それだけでも十分楽しいのですが、そこで起きた出来事が実は伏線になっていたとわかったり、いろいろな仕掛けが施されています。それにしても、飯盛のおふくは女から見ても怖すぎですね(苦笑)
めだか姫は相変わらずの行動力&クールな思考回路で、やはりそこらのお姫様とは一線を画しています。不謹慎なことをさらっと言ったりしますし、意外と冷淡なところがあるなぁと今回思いました。それでも憎めないのは悪意がないからでしょうか。ユーモア小説なので基本は楽しいのですが、たまーに苦い現実が描かれていたりするので侮れません。

数馬・隼人はなんだかキャラが変わったような気が。こんな性格だったかな??女が活躍するこのシリーズなので、志織の出番をもっと増やしてほしかったです。代わりに榊原拓馬のお姉さんが活躍してくれました。
それから、顎の旦那(笑)こと倉地政之助があまり出てこなかったのがとっても残念でした。ぜひ続編での活躍を期待!めだかの父も出番は少ないですが、かなりの豪傑で大好きです。直重もなかなかマイペースな殿様でいいですね。

『錦絵双花伝』の感想にも書きましたが、本来は『風流冷飯伝』『退屈姫君伝』『錦絵双花伝(面影小町伝)』で三部作となっています。が、1・2作目と3作目ではかなり趣が違うこと、退屈姫君がシリーズ化したことから、そこは意識しないほうがいいかと思います。読む順番は、
1)『風流冷飯伝』
2)『退屈姫君伝』
3)『退屈姫君 海を渡る』
4)『退屈姫君 恋に燃える』
5)『退屈姫君 これでおしまい』
6)『錦絵双花伝(面影小町伝)』
がベストではないかと。
私は3~5より前に6を先に読んでしまったがために、気持ちを切り替えるための時間が必要でした。1ヶ月あけても最初はまだ少し引きずってしまいましたけども(めだか姫の「私も忍びに生まれたかった」発言は悪気がないにしてもちょっと…)。

次の『~恋に燃える』はまた江戸が舞台。でもチームめだか姫のメンバーは増えてますから…楽しみです。

Trackback [0] | Comment [0] | Category [作家別:や行] | 2010.07.18(Sun) PageTop

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