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『児玉清の「あの作家に会いたい」』児玉清

児玉清さんと25人の作家との対談集です。

児玉清の「あの作家に会いたい」児玉清の「あの作家に会いたい」
(2009/07/01)
児玉 清

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児玉清さんというと「アタック25」や時々ドラマでお見かけするくらいの印象しかなかったのですが、実はかなりの読書家だそう。書評番組などもされているのですね。全然知りませんでした。
対談人数が25人なのは、やっぱりアタック25を意識して?(笑)

対談相手は、誰もが一度は名前を聞いたことのある作家ばかり。中には大御所と言われる方もいらっしゃるのですが、ほとんどが30~40代で、ただ著名なだけでなく、現在進行形で活躍されている方を選んだのだろうなと思いました。
また、児玉さんの嗜好なのかエンタメ系の作家が多いです。万城目学さんや有川浩さんの名前まであって、失礼ですがかなり年配の児玉さんがこういうものまで読むというのが驚きでした。そういえば最近出た『阪急電車』の文庫版解説も担当されてました。ラブコメを読む児玉さんって…なんだかかわいいです。

一人につき数ページと短めの対談ですが、全員に「どんな子供だったか」「作家を志したきっかけ」「小説を書く上でのスタンス」を訊いていて、それぞれの作家さんの答えを比べてみるのもおもしろいと思います。
この3つめの質問が特に興味深かったです。或る方と別の方とでは真逆のことを言っていたりもするのですが、それぞれ自分の信念をしっかりと持たれているので、ちゃんと納得できるんです。あたりまえですけど、皆さん"プロの作家"という自負を持って仕事されているのだなぁと強く感じました。
どなたかが仰ったのかは忘れましたが、人生経験を積んだ方がいいものが書けると思うのが普通だろうけれど、若い時に何も知らない無垢な状態で書いたものこそ素晴らしい、というような一言が印象に残っています。

対する児玉さんの方は、インタビュアーとしての役割を持ちつつも、この対談を心から楽しんでいる様子が伝わってきました。
対談相手の著書は当然読んだうえでお話されていて、その特徴を短い言葉で的確に言い表しているのがすごいです。また、知らない作品名が出てきたときに、知ったかぶりをしない姿勢にも好感が持てました。意外に若者向けのものも読まれる児玉さんですが、マンガは読み方がわからなくて読めないそうで、残念そうにされていました。
どんな話題でも真摯に受け止めているだけに、三浦しをんさんとの対談でBLの話になったらどうしよう…と軽くドキドキしたことは秘密です(笑)

児玉さんにとって読書は娯楽なんですね。対談でも時々ピリッと辛口のコメントをされる場面はありましたが、批評してやろうという姿勢で読むのではなく、あくまで一読者として楽しんでいるところに共感しました。


Tag 対談
Trackback [0] | Comment [0] | Category [作家別:か行] | 2010.08.14(Sat) PageTop

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