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『ROMES 06』五條瑛

世界最先端の施設警備システム"ROMES"と謎のテロ組織"チーム"との攻防戦。

ROMES06ROMES06
(2006/10)
五條 瑛

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完全無欠な警備システムと人件費の削減を目論み、民間施設で初めてROMESを導入した西日本国際空港。このシステムの全貌を把握しているのは、いまのところROMESとともに西空にやってきた成嶋ただ一人です。
成嶋は特別警備センターにおいて責任者でありROMESを最大限に活用できる人物ですが、暇さえあればふらふらと外に出て犬と戯れている変わり者。成嶋からROMESのレクチャーを受けている砂村は、自由人な同い年の上司に頭を痛めています。
西空にテロの予告文が届いたのをきっかけに次々と事件が起こり始め、成嶋と砂村はROMESと共にテロから空港を守ることになります。

成嶋のキャラクターがなかなか良いです。システムと愛犬ハル以外は誰一人信用しない孤高の天才、というふれこみだったので、もっと冷たい感じかと思っていたのですが、意外と人懐っこく、会話もおもしろいです。そうかと思えば自分のことは一切語らず、飄々としている感じは古畑任三郎っぽいなぁと思いました。年は全然違いますけど。
その成嶋に振り回されている砂村は、デキる男ではありそうなんだけど、間抜けっぽくもあり、これまた掴みにくいキャラ。特に女絡みでの煮え切らなさにイラッとしました(笑)

他にも登場人物がたくさん出てきます。誰が"チーム"なのかは後半特に捻りもなくあっさりと明かされていくのですが、一応皆があやしく見えるようになっていて、前半はそのあたりも楽しめます。関係者が多すぎて中途半端にしか描かれなかった人が何人もいるのが欠点といえば欠点ですが。
ROMESの機能を話にうまく活かせておらず、尻すぼみになっていったのも残念でした。成嶋が人より信用できると豪語していましたが、結局は人間の目で見て最終判断を下さないといけない部分が多く、矛盾を感じてしまったり…。逆に、検索するのに15分位かかったりするのは妙にリアルでした。

わりとおもしろかったので、続編も読もうと思います。今作では成嶋の内面や過去がまったく描かれていないので、そのあたりが少しは表面化してくるのかが気になるところ。
これってドラマ化もされたんですよね。たしかに映像化に向いてそうな話です。まぁでも観ないかな…。ただ、「西空」を何と読めばいいかわからないので、それだけ確認してみたいです。にしくう?さいくう?

Trackback [0] | Comment [0] | Category [作家別:か行] | 2010.09.18(Sat) PageTop

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