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『退屈姫君 恋に燃える』米村圭伍

若い二人の恋を成就させるだけのはずが、またもや宿敵・田沼との対決に。

退屈姫君 恋に燃える (新潮文庫)退屈姫君 恋に燃える (新潮文庫)
(2005/09)
米村 圭伍

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今回のタイトル、既に時羽藩主のもとに嫁ぎ、政略結婚ではあっても仲良くやっているめだか姫の恋ではありません。将棋の修行のため江戸に出てきている榊原拓馬が、とある大名の娘に一目惚れしてしまったのです。
いつものように退屈のあまり欠伸していためだか姫は、身分違いの恋を成就させようと策を練ります。ところがそれを知り、憎きめだか姫への恨みを晴らそうと、またしても卑怯な手を使って阻止してくる田沼意次。そして両者は再び対決することとなるのでした。

しばらく放置してしまっていた退屈姫君シリーズ。読み始めるとやっぱりおもしろいです。
めだか姫の頼りになる相棒・お仙はもちろん、諏訪や小文五、前作でめだか姫たちとともに江戸にやってきた数馬に一八、拓馬の姉である香奈も加わり、オールスター揃い踏みでかなり楽しい仕上がりになっています。特に香奈は大活躍で格好よかった!
あいかわらずシモネタは出てくるし、筆者がたびたび顔を出すのには参りますが、これも持ち味と楽しんだもん勝ちです。

それにしても、めだか姫とその仲間達には身分差なんて存在しないようです。
例えば、一介の家臣(しかも冷飯)である数馬に対し、直光は同じ冷飯とはいえ藩主の弟君ですし、めだかは藩主の正妻であり五十万石の大藩の娘です。普通なら同席するのも憚られると思うのですが、いたって普通の友達のよう(あたりまえのように人を使うところは、いかにもお姫様ではあるのですが)。将軍様とお友達っていうのもすごいです。
だからこそ拓馬の身分違いの恋をあっさり応援してしまえるのでしょう。普通はそこが大問題なんですけどね。
最終的に二人をバックアップする西条綱道が素敵すぎます。めだかの頼みをただ引き受けるだけじゃなくて、拓馬と約束をかわすところにぐっときました。

シリーズの読む順番はこちらの記事の下の方にまとめてありますので、参考にどうぞ。

Trackback [0] | Comment [0] | Category [作家別:や行] | 2010.09.20(Mon) PageTop

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