七変化音楽劇『有頂天家族』

先週ですが、アトリエ・ダンカン ブロデュース 七変化音楽劇『有頂天家族』を観てきました。
昨年の青春音楽活劇『詭弁 走れメロス』(→感想こちら)が面白かったので、第二弾と聞いて迷わず申し込み。
原作はもちろん森見登美彦さんの同名小説(→感想こちら)。大大大好きなお話なので、どんなふうに舞台化されるのか本当に楽しみでした。

狸・天狗・人間の三つ巴のお話だけに、セットも三段構成。
今回は狸が主人公、しかも変身したりなんだりがあるので、一体どうやるんだろう?と思えば、そうきたか!という意外とシンプルなアイデアでした。シンプルだけどいい演出。
そしてセットで表現できないところは形態模写で。夷川一家を演じた3人は、他に一体何役やってたんでしょう…。

森見節ともいえる非口語体のコムズカシイ言葉をそのまま早口で喋り倒すのは前回同様。この膨大なセリフと段取り(出たり引っ込んだりが本当に多い!)を覚えきった役者さん達に、心から拍手を送りたいです。
二幕もので2時間半もあると知って、長っ!と思ったけれど、原作をここまで端折らずに全部やりきれば、そりゃあ長いよねぇ(苦笑) 合間合間に歌謡ショーもあるわけで。
でも、見どころ満載であっという間でした。

新垣里沙ちゃん演じる、矢三郎の女の子バージョンがめちゃくちゃ可愛かった〜!男勝りな女の子の演技ってあんまり好きじゃないんですけど、全然大丈夫でした。狸のオスが化けてる感がちゃんと出ていてすごいです。
あ、あと、海星のツンデレっぷりをリアルにやられると、すごくムズがゆいんだなって実感(笑)

男矢三郎で主役の武田航平くん。あいかわらず腐れ大学生にしては顔がかわいらしすぎる気もしますが、だんだん阿呆な狸に見えてくるから不思議。笑顔がいいですよね〜本当に楽しそうで。
矢一郎は、かなりイメージ通りでした。あんまりふざけられない役なのでちょっとかわいそう。
矢二郎は、カエルの無理矢理感にやられた。あくまで肩に乗ってる体なのね(笑)
矢四郎は、思ったより背が高くて可愛さは半減したけど、しっぽ可愛かったです。
お母さんは、本当に宝塚出身の方なんですね。さすがの歌声でした。
赤玉先生は、最初ちょっとイメージと違うと思ったけれど…総一郎との会話シーンはやっぱりよかった。
弁天は、さらにイメージと違いましたが…いじめっ子っぷりが清々しくてよかったです。
夷川の3人は…本当にお疲れ様でした(笑)

個人的に最大のツボは、長老たちだったりします。思い出しただけでニヤニヤしてしまう…。
原作でも特に大好きなくだりなのですが、再現率ハンパないです!(笑) これは一見の価値ありですよ。

第三弾はあるのかしら。あるなら次は「恋文の技術」あたりを観てみたいな。

Trackback [0] | Comment [0] | Category [舞台] | 2014.01.26(Sun) PageTop

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