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『退出ゲーム』初野晴

不思議な魅力に満ちた連作短篇集でした。

退出ゲーム退出ゲーム
(2008/10/30)
初野 晴

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”爽やか青春ミステリ”と銘打っているだけあって、出てくる高校生がみんな健全!(ハルタの片思いもある意味ピュアですし…笑)なんだか懐かしい感じです。
その一方で、それぞれのキーパーソンが抱える問題はけっこうシリアスで、そのアンバランスさが魅力なのかなと思いました。

初野さんの本は初めてだったのでどういう作風なのかわからず、最初はけっこう戸惑いました。チカとハルタのやり取りも笑い所なのかなんなのか、間合いがうまくつかめなくて。でもページが進むにつれて独特の間合いにも慣れ、楽しくなってきました。
作者も興に乗ってきたのか中盤からかなりハジけてますよね。「マヤと呼んでやってくれ。家はラーメン屋だ」には爆笑しました。ちょうど『ガラスの仮面』を読んだ直後だったのでなおさら(笑)生徒会長や発明部の兄弟もいい味だしてましたねー。
もちろん笑えるだけではなくて、どの話も希望をもてる爽やかなラストでよかったと思います。

残念だったのは、1つは吹奏楽部の楽しさがあまり伝わってこなかったこと。部員集めに奔走しているのはわかるのですが、部活動している描写があまりないのでいまいち感情移入できなかったです。
もう1つは草壁先生の人間像がほとんどわからなかったこと。素晴らしい先生としか書かれていなくて、憧れの存在になるほどの具体的な魅力を感じなかったんですよねぇ。先生の過去には色々ありそうで、それは今後明らかになっていくのだと思いますが、その前にもう少しどんな人か描いてほしいなあと思いました。
あと、ハルタ高校生なのに物知りすぎ!探偵役だから仕方ないけども。。

漫画化orドラマ化してもおもしろそうです。

Trackback [0] | Comment [0] | Category [作家別:は行] | 2009.12.18(Fri) PageTop

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